プロロジス 丸井の通販向け拠点完成 | |
プロロジスは1日、埼玉県三郷市の新三郷駅前に建設した物流施設「プロロジスパーク三郷2」の竣工式を執り行った。同施設は、大型複合開発「新三郷ららシティ」内に建設されたもの。 地上4階建てで敷地面積は約3万614平方メートル、延べ床面積は同6万1297平方メートル。2社での使用を想定したマルチテナント型で、既に施設の約6割にヤマトロジスティクスが入居し、丸井のネット通販向け拠点として利用される。残る約4割(約2万2000平方メートル)の部分は、現在、入居企業を募集している。 1階には南北2面に計60のバースが並び、高さ1メートルの高床式バースには、奥行き10メートルの大庇を設置。バース前面の車路幅は約25メートルで、大型車が着床時も通行に十分なスペースを確保。倉庫内部のスパンは11メートル×10.5メートルで、各階とも有効高6.0メートルの広々とした空間となっている。床には防塵性能を高めるための表面硬化剤を塗布し、天井の照明が反射するほど磨き上げられている。また、外壁には断熱サンドイッチパネルを採用し、快適な庫内環境を実現している。 同施設は、プロロジス日本共同CEOの山田御酒氏が「環境との調和を意識したサステイナブル(持続可能)な施設」と語る通り、太陽光発電や雨水の緑地帯への散水での利用など、さまざまな取り組みも実施している。 (08/10/3) <記事提供:物流ウィークリー> |
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