ニュース





 佐川急便 トラックから台車へ、京都で実証実験
 佐川急便は10月13日、全ト協が執行団体となり、国からの助成金を活用して行う「低炭素型自動車交通推進事業」に採択されたことで、合同会社KICS(職務執行者=堀部素弘、京都市下京区)と協同で実証実験を行うと発表した。

 京都市の都心商業地区で集配拠点を整備し、通常はトラックが集配するエリアで台車に切り替えることにより、省エネ化・低炭素化の実現を図るもの。現在、同エリアではトラック24台が稼働しているが、新たにサービスセンターを設置することで将来的には台車による集配に最大8割切り替えるのが目標。CO2排出削減効果は、昨年度に比べ約80%減を見込めるという。また、サービスセンターなどを設置することで「地域に密着した、きめ細かい対応で顧客満足度の向上にもつながる」としている。

 実験の効果検証は11月10日から来年1月10日までの2か月間行われる。すでに1店舗目のサービスセンターを開設、業務を開始しており、今後、商業地区に順次開設していく。

(11/11/11)



バックナンバー

HOME会社概要サービス内容会員規約Q&Aお問合せ
お申し込みリンク集最新ニュースプライバシーポリシー