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 京都市 「乗っていてもダメ」駐禁取締り強化
 「乗っていてもダメ」。京都市の二条城南側・押小路通に京都府警が看板を設置した。同看板には「運転者が同乗していても駐車違反となります」とある。これには、トラックやタクシーなどの営業車両の違法駐車が問題化していることが背景にある。

 同地域はドライバーにとっては、仮眠や食事ができる場所として、多いときには約80台の車両が駐車されていた。周辺住民からの苦情を受けた同府警が、「乗っていてもダメ」との看板を設置。今月下旬から取り締まりを強化していく方針という。

 トラックの場合、車両が大きく路上駐車する場所を探すだけでもひと苦労しているというのが現状。京都市内の運送事業者は「大都市では、どこでも同じような問題を抱えている。特に京都市は道幅が狭いところも多く大変。行政や警察から、この場所なら大丈夫といったマップなどをもらえるとうれしい。地元ならわかるが、出先の大都市などではわからない場所がほとんど」と指摘。

 また、近所にトラックなどがよく駐車するという住民の一人は、「子どもがいるのでコワイというのが本音。エンジン音も気にかかる。ウチの近くではないが、駐車後にコンビニの袋にまとめてゴミが捨てられている風景もよく見る」と話す。

(11/04/01)


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