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 自賠責保険キャンペーンに広瀬アリスさん起用
 日本損害保険協会(鈴木久仁会長、東京都千代田区)は「2010年度自賠責保険広報キャンペーンキャラクター」に女優の広瀬アリスさんを起用、2月28日に記者発表を行った。

 半田勝男専務理事が「交通事故は年間で73万件起き、負傷者は約90万人に上る。高齢者の運転による事故も増えている。死者数は、ここ2年間は連続で5000人を下回り、自賠責の死亡者への支払いは減っている一方、高度障害の支払い件数は増加傾向にある」と近時の傾向を説明。

  加えて「茨城で起きた車いすの老夫婦ひき逃げ事件は、犯人が自賠責保険未加入の車で事故を起こしたため、賠償できないと考え逃げたという。自賠責保険の必要性の理解を深め、加入漏れ防止につなげたい」と述べた。

  今回、キャラクターに選ばれた広瀬アリスさんは16歳で、雑誌モデルやドラマ、CMのほか全国高等学校サッカー選手権大会応援マネジャーとしても活躍。協会は「幅広い年代と若年層に向けて自賠責保険をPRするのにふさわしい」として期待し、広瀬さんは「保険の大切さを一人でも多くの人に伝えていきたい」と語った。キャンペーンは3月31日までの1か月間を中心に展開する。

 同協会は自賠責保険シールについて、「4月から新デザインになり、7色のパターンで毎年色を変えていく」と発表した。

(11/03/25)


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