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 三井化学 アドブルーの生産能力強化
 三井化学は、NOx還元添加剤「アドブルー」の生産能力を増強すると発表。現在、7万klの年間生産能力を11万klに引き上げる。12月から北海道三井化学(北海道砂川市)の工場を稼働させるとともに、来年前半には名古屋に工場を新設する。

 同社は、「三井物産やトラックステーションを運営するフリート各社との連携を強化するとともに、新たに石油元売り系のガソリンスタンドでの販売を加え、今年度中に『三井のアドブルー』扱い店を2000店舗以上にし、全国への安定供給体制の強化を図っていく」としている。

 また、尿素の適切な溶解温度や製品中のオイル除去、ろ過の方法などに関する技術「高純度尿素水の製造方法」の特許が成立したと発表。2005年4月に出願していたもの。

(10/11/12)


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