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カンダHD 北関東に新物流拠点
 カンダホールディングスは7日、東京証券取引所で会社説明会を開催。勝又一俊社長が決算概要や経営戦略について説明した。

  2010年3月期決算は、売上高が246億3900万円(前期比1.5%減)と減収だったが、不採算のグループ会社、営業所の整理縮小で約8770万円の減損処理を実施。営業利益が14億9400万円(同25.3%増)、純利益が8億9000万円(同94.3%増)と大幅増益となった。

 経営戦略では、今年の10月に北関東の物流拠点として、群馬県内に「北関東館林物流センター」の開設を予定しており、アパレル・生活雑貨・通販などの新規顧客を獲得し、年間取扱高20億円を見込む。

 同地区ではグループ企業であるカンダコーポレーションがメーカー・小売店間の直接物流を開始しており、物流センターの開設で効率化を進める。

 関西地区では大阪府堺市に大阪第二営業所の開設を予定するほか、同地区の主要取扱品目である出版物の物流事業の拡大を図る。

   「第lll次4か年経営計画」最終年度の13年3月期には、売上高300億円、経常利益16億5000万円、純利益8億2500万円を見込む。

(10/06/25)


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