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 SBSHD 環境報告書を発行
 SBSホールディングス(鎌田正彦社長、東京都墨田区)が、08年4月から09年3月を対象としたSBSグループの環境保全への取り組みや成果をまとめた「SBSグループ環境報告書2009」を昨年12月下旬に発行。  

 報告書内で、鎌田社長は「環境負荷を減らすことを常に考え、行動していかなければならない」とし、2009年は「車両への対策を最優先に取り組み、低公害車の導入促進やエコドライブ推進で成果を得られた」ほか、「施設や各社員の環境意識の向上などの対策に取り組んだ」と述べている。  

 同社の低公害車導入率は2008年で21%、加えてデジタコ、エコタイヤ、再生タイヤの導入も推進中。またグループ各社であるティーエルロジコムでは燃料の満タン給油をやめて走行時の車両を軽量化し、21%の燃費改善に成功。また、集中管理による総合配車や全通で250社による共同配送の実施で、コスト削減とCO2排出量を大幅に減少させた。  

 施設対策として環境配慮型物流センターを提供、廃棄物削減とリサイクル推進、環境保全・改善活動やティーエルロジコムの太陽光発電装置導入、SBSロジテムで屋上緑化なども行った。社員にも環境教育を実施し、行動を促した。

 今年の環境行動計画でもCNG車など25台を購入し、エコドライブで燃費を前年比で5%改善など多種の目標を掲げている。

(10/01/15)

<記事提供:物流ウィークリー


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