ニュース





 フェリー存続へ署名活動を展開 日本旅客船協会 
 日本旅客船協会は高速道路無料化に断固反対の立場で、署名活動を実施している。集めた署名は国会や国交省に提出する予定で、年末までに30万人分の署名を集めたいとしている。

 請願事項は(1)フェリー航路を廃止・縮小に追い込む「高速道路の無料化」に反対(2)公共交通であるフェリー航路の維持・存続のため抜本的な支援策を求める(3)廃止などに追い込まれる航路には、転業支援策・離職者対策を求めるーの3つ。  

 請願理由として、「フェリーは海の公共交通・地域住民の『生活の足』、旅客・貨物を大量に運ぶことのできる『環境にやさしい乗り物』、災害時の緊急輸送ルートで被災者支援に役立つ」ことを挙げる。  

 高速道路1000円政策で、フェリー航路は大きな打撃を受け、すでにいくつかの航路が廃止・縮小されている。今後、政府が「高速無料化」を実施すれば、さらに多くの航路が廃止・縮小に追い込まれることが懸念されている。

(09/12/31)
<記事提供:物流ウィークリー


バックナンバー

HOME会社概要サービス内容会員規約Q&Aお問合せ
お申し込みリンク集最新ニュースプライバシーポリシー