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 日本貨物航空「空飛ぶ車イス」を今年も支援
 日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)は18日、再生した車イスをアジアへ届けるボランティア活動「空飛ぶ車イス」を今年も支援。全国の高校から集められた再生車イス100台を、成田空港からバンコク国際空港に輸送した。  

  「空飛ぶ車イス」とは、約20年前に関東の工業高校で始まったもので、日本で使用しなくなった中古の車イスを集め、生徒達が整備・再生し、車イスが不足して困っているアジアの諸国へ届ける運動。  

  NCAでは、2年前から同活動の支援に参加し、日本からバンコクまでの航空輸送を担当している。昨年はこの取り組みを「スマイルロジスティックス」と名付け、初めて40台の輸送を実施。今年は更に活動範囲を広げ、100台を輸送した。  
 バンコクに届けられた再生車イスは、最終的にタイ北部バンコクから約150kmの街「ロップリ」へ輸送され、タイ障害児財団を通じ、車イスを必要としている人たちに届けられる。  
 同社では、「今後も積極的に社会貢献活動の充実に努め、人と地球にやさしい活動に取り組んでいく」としている。

                     (09/11/20)
<記事提供:物流ウィークリー


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