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 セイノーHD 大幅な減益に
 セイノーホールディングス(田口義隆社長、岐阜県大垣市)は15日、名古屋証券取引所で決算説明会を開催。09年3月期の連結決算は売上高4337億6600万円(前期比4.0%減)、営業利益33億3200万円(同66.4%減)、経常利益100億1600万円(同38.9%減)、純利益33億9100万円で減収減益となった。

 主力の輸送事業が売上高3163億4100万円(同4.7%減)、営業損益は5億5500万円の赤字。上期は燃料費の高騰、下期は物流量の大幅な減少が響いた。景気悪化の影響について田口社長は「1―3月期は物流量が15%減少した」と振り返る。今期は物流量の変化に対応した費用の制御を推進。4月24日付で子会社化した西武運輸については、幹線ネットワークの効率化や店所の統廃合、航空貨物事業の強化などでシナジー効果が見込めるとしている。

 10年3月期は売上高5000億円(同15.3%増)、営業利益70億円(同110%増)、経常利益160億円(同59.7%増)、純利益80億円(同135.9%増)の増収増益を見込む。             
                    (09/05/22)
<記事提供:物流ウィークリー


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