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 バンテック 経営合理化施策を発表
 バンテック(山田敏晴社長、横浜市)は3日、激変する事業環境へ対応するための経営合理化施策の取り組みを発表した。

 昨秋以降、世界景気後退に伴って自動車関連事業と国際貨物輸送事業は大幅な需要減となっている。今期も本格的な需要回復は見込めないとの認識から、企業体質強化に向けた合理化諸施策に取り組み収益力回復を図るとしている。

 変動費の合理化策として、輸送・作業に関する改善と稼働管理の効率化、輸送・作業の外部委託方法の効率化を実施する。固定費の合理化策では、330人(正規・非正規合計)の削減を行う。また役員報酬を15-30%、管理職給与を10%減額し、本社経費の20%を削減する。

 グループ全体で合理化緒施策に取り組むことで、平成21年度は約80億円の収益改善効果を見込んでいる。

                    (09/04/10)
<記事提供:物流ウィークリー


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