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 住友ゴム 環境方針発表会で「自社基準達成」
 住友ゴム工業は17日、報道陣を招いて環境方針発表会を開催。三野哲治社長がタイヤ技術開発の環境取り組みを説明、「新たに09年から上市する国内市販用タイヤの新商品はすべて環境の自社基準を達成させる」方針を発表した。15年には、国内市販用タイヤの主力商品すべてを基準に達成させる予定。

 同基準は、「つくる・廃棄する」「使う」の2段階で、環境に配慮した項目を設定。「つくる・廃棄する」過程で省資源化に努め、リサイクルとリユースを実践。「リトレッド性を高める」ため、タイヤ構造の長寿命化を図る。同社のリトレッドタイヤの出荷本数は「現在、10万本強だが、2、3年後には数割引き上げる」構え。

 また、「使う」段階で安全・快適性を確保しつつ低燃費を両立。15年をめどに「50%転がり抵抗低減タイヤ」製品化をめざす。同タイヤの燃費向上効果は「約10%」。「高いレベルの開発技術が必要」で、実現にはさまざまな課題があるが、「新車メーカーから強い期待の声が寄せられている」という。

                    (08/11/21)
<記事提供:物流ウィークリー


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