日野 長期リース車両対象にメンテ管理システム | |
日野自動車は10月から、長期リース車両を対象とした「メンテナンス管理システム」を開始。管理車両の契約やメンテスケジュールを「見える化」し、効率的で確実な予防整備を行う。リース車両の管理システムは、リース会社が独自に構築することはあったが、メーカー主導では国内初となる。新車販売が伸び悩む中、トラックのリース需要が拡大すると見込んでいる。 同社部品・サービス部の南保勇太氏によると、「リース車両の契約は、車両ごとに走行距離や車検入庫日などがバラバラであるため、整備スケジュールも異なる」。現在、販社が行う車両の管理方法は、「エクセルや手書きで行われるケースが多いが、内容が複雑で管理が難しい」という。 新サービスは、それをシステム化してインターネットを通じてメーカーと販社、顧客(エンドユーザー)の三者間で、メンテナンス予定や実績を共有。ユーザーは、車両の稼働率アップにつなげることが可能となる。 具体的な機能は、契約や車両の管理、メンテスケジュールの管理、メンテ実績照会、売り上げ・入金管理など。ユーザーは利用登録すれば、メンテスケジュールなどを照会できる。未実施・当月実施予定・来月実施予定と、重要度を色分けして表示。一部の販社ですでに導入しており、今後、さらに普及させる方針だ。 (08/11/7) <記事提供:物流ウィークリー> |
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