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 国交省 宅配便取扱上位4社は実績アップ
 国交省のまとめによると、07年度の宅配便取扱個数は32億6,159万個(トラック運送32億2,708万個、航空等利用運送3,451万個)。郵便事業を調査対象に加えたため前年度に比べて3億2,240万個(11.0%)増加。

 内訳は、トラック運送3億1,914万個(前年度比11.0%増)、航空等利用運送326万個(同10.4%増)、郵便事業を除いた伸びは同1.7%。

 便名別でみると、トラック運送は上位10便で全体の99.9%を占め、宅急便(38.2%)、佐川急便(33.4%)、ペリカン便(10.4%)、ゆうパック(8.4%)の4便で90.4%となった。

 航空等利用運送もスーパーペリカン便(37.4%)、飛脚航空便(34.1%)、宅急便タイムサービス(14.3%)の上位3便が全体の85.8%を占めた。

 宅配便上位4社はネットを利用した通販やオークションなど、需要拡大や営業努力により取扱個数は前年度を上回った。

 一方、カンガルー便(西濃運輸ほか22社)は横ばい状態。第5位となったフクツー宅配便(福山通運ほか10社)が31.2%減と販売競争激化の中で、軒並み前年度を下回った。

 メール便取り扱い冊数は48億3,426万冊(前年度比1.9倍)で、ゆうメールがトップ(22億5,616万冊)、次いでクロネコメール便(22億612万冊)、飛脚メール便(1億2,794万冊)、SBSメール便(1億2,394万冊)の順。なお、ゆうメールを除くと全体で11.6%の伸び。
                    (08/07/25)
<記事提供:物流ウィークリー


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