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 沖電気工業 天ぷら油をトラックに再利用
 沖電気工業は、社員食堂の使用済み天ぷら油を精製してバイオディーゼル燃料にし、電子部品など自社製品を運ぶトラックの燃料として再利用することを開始した。

 ゴミとして捨てることが多かった廃油を環境に優しい燃料として再利用することで、CO2などの排出量抑制につなげる。

 同社は3月の1か月間、八王子事業所の社員食堂から使用済み天ぷら油349リットルを回収して精製、燃料314リットルをつくった。これを軽油に代わるトラック燃料として使うと、年約10トンのCO2排出量の削減効果を見込める。黒煙も軽油の3分の1以下に低減できるという。

 バイオ燃料は、原料となる菜種などが成長過程で光合成によってCO2を吸収しているため、その活用が地球温暖化対策に有効とされている。また、廃油を活用することで、食料との競合も回避できる。  

                    (08/07/11)
<記事提供:物流ウィークリー


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