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 自賠責保険 払いすぎにご注意
 4月1日から自賠責保険の改定で、契約者負担額(掛け金)が引き下げになる。その差額は12か月契約で営業用車の場合、小型貨物が6980円減、普通貨物2t以下が1万4290円減、同2t超が2万1610円減。

 しかし、3月中に車検(自賠責保険の更新)を迎える場合は注意が必要だ。何も言わずに通常の手続きで行うと、現行の金額で12か月分の保険料での契約となり、11か月分も現行料金を払うことになってしまうからだ。

 そこで、公的に認められている契約時のポイントがある。車検を受ける3月分だけを現行料金で、そして残りの11か月分を改定後料金でと、2枚に切り分ける「継ぎ足し契約法」である。この方法で、営業用車の場合は小型貨物で約6400円、2t以下で約1万3100円、2t超で約1万9810円の経費削減となる。

 この継ぎ足し契約には(1)継ぎ足す複数の契約を合算して車検期間を満たしている、(2)前後の契約の保険終期と始期が一致し、間が空いていない、(3)車検時にこの契約形態を整える(遡っての契約修正は不可能)ことが条件。今月に車検の車両がある事業所は、無駄な経費を払わずに済むよう、保険代理店や車検代行者に事前に伝え、チェックすることが必要だ。 
                    (08/03/06)
<記事提供:物流ウィークリー


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