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 NEXCO東日本 料理コンテスト決勝大会開催
 NEXCO東日本はこのほど、「第2回メニューコンテスト決勝大会」を食糧学院東京調理師専門学校(東京都新宿区)で開催した。決勝に先立ち、7ブロックに分けて行われた予選会には51の店舗が参加。この日は、見事予選を勝ち抜いた9作品がエントリーされた。

 今回の料理のテーマは「『健康志向』低カロリーな郷土料理―美味しい旅の思い出に」。販売価格が1200〜1500円と定められた中で、各レストランは郷土の素材を用いて、工夫を凝らしたメニューを出品した。

 審査委員長は料理専門家の陳建一氏が務め、歌手の森公美子さん、東京調理師学校教授の青島和之氏、サッカー解説者の武田修宏さんら計10名が審査委員として参加。彩りや盛り付けの工夫などを見る「視覚審査」、美味しさ、料理のバランス、価格に対する満足感などを見る「試食審査」、商品の良さを伝えるためのPOPを見る「商品紹介審査」の3項目で審査を行った。

 グランプリを受賞したのは、東北自動車道長者原SA上り線・グリーン・グリーンの「伊達のとらふぐ膳」(1460円)。同SA至近にある養殖場で育てられた「とらふぐ」をふんだんに使ったメニューに高い評価が集まった。五十嵐博文料理長は「『ふぐはごはんのおかずには合わない』という課題を、きのこを使うことで克服した。このメニューを創り上げるために手を貸してくれた皆さんに感謝している。今後も看板メニューとしてご提供していきたい」と話した。

 陳建一特別審査員賞には、東北自動車道上河内SA下り線・フタバ食品の「下野旬彩道楽」(1500円)、森公美子特別審査委員賞には、北陸自動車道米山SA下り線・米山観光の「(川中島から越後路へ)越後路御膳」(1200円)、青島和之特別審査委員賞には、東北自動車道那須高原SA下り線・那須高原フードサービスの「那須野ヶ原彩り御膳」(1200円)がそれぞれ選ばれた。

 審査を終え、森さんは「サービスエリアでこんなに美味しいものが食べられるようになったとは知らなかった。クオリティが高い」と驚いた様子。武田さんもグランプリ作品について「高級レストランで食べているような感じ」と感想を話した。陳氏は大会の総評として、各メニューとも地元の素材を活かした構成になっていたことを高く評価した。
                    (08/03/06)
<記事提供:物流ウィークリー


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