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東洋ゴム CO2削減めざし新物流を開始

 東洋ゴム工業は20日、物流部門でのCO2排出量削減を目的に、トクセン工業(兵庫県小野市)、楠本運送(東大阪市)と新物流を開始することで合意したと発表。

 現在、トクセン工業は小野市から東洋ゴム工業桑名工場に、タイヤの部材となる特殊鋼線を毎日納入しており、東洋ゴム工業は桑名工場から小野市に近い神戸市西区に新設した「トーヨータイヤ関西配送センター」に、毎日タイヤを配送する予定。従来は、調達物流と製品物流が個別にトラックの配車を行っていたため、桑名工場に納入する車両は空で帰り、タイヤを積む車両は空で工場に入ってくる現象が発生していた。

 今後、楠本運送の協力のもと、工場に入ってきた納入車両にそのままタイヤを積むことで、トータルでの積載効率が向上。工場への出入り車両削減により、04年度物流部門でのCO2排出量の約2.3%削減が可能となる。

 同社では国内事業所からのCO2排出量削減目標を、「中期経営計画05期間中に1万5000トン削減」「10年末までに90年比12%削減」と定めている。     
                         
(05/09/20)
<記事提供:物流ウィークリー



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