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 国交省 LNG大型トラックで走行試験
 国交省は、次世代の低公害トラック・バスの開発・実用化を促進するプロジェクトの一環として、液化天然ガス(LNG)を燃料とする大型トラックの開発を進めている。

 LNG大型トラックの試作車1台を作り、現在、週に2〜3日のサイクルで、燃料供給ステーションのある東京都荒川区南千住から福島県いわき市周辺までの公道で走行試験を実施している。

 LNGトラックは天然ガスの優れた低公害性を生かしながら、走行距離の確保が可能とされ、試作車の燃料タンクは340Lが2本で、走行距離は約1000kmとしている。車両総重量は24t、最大積載量は13t。

 課題は、容器内の液化天然ガスの蒸発を抑制するため、燃料タンクの断熱性を確保する点。試作車では走行中だけでなく、放置状態でのデータも収集するとしている。

 試験は三月末まで行われ、データは今後の車両の改良や安全・環境基準の検討に活用する予定。
                    (08/01/25)
<記事提供:物流ウィークリー


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