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   ダンロップ 小売りショップの展開強化
 住友ゴムグループのダンロップファルケンタイヤは、小売りショップ「タイヤランド」のチェーン展開を強化。「NEWタイヤランド」と位置づけ、従来からあるトラック用タイヤ主体の「トラックセンター型」に加え、乗用車用まで幅広いタイヤを扱う「トータルショップ型」を新設した。06年末時点で152店舗ある「タイヤランド」を10年後には、「トラック―」で200店舗、「トータル―」300店舗まで伸ばす方針。

 マーケット自体が縮小する国内タイヤで、安全で機能性に優れた製品を開発するのはもちろん、ユーザーにとって魅力的な「付加価値サービス」を提供するため同社は、「サービス拠点網を一層充実させる」狙いだ。

 店舗カラーリングも一新。「飛び込みで来店されるお客様が増えた」と同社の橋本文男リテール部長と消費財部長の橋口高志取締役は語る。各ショップでは、「空気圧、残溝量、ホイールナットの締め付けトルク度合いなど、タイヤ管理一般を点検」しているが、「NEW―」では、特に「タイヤ交換サービス網の拡充」に力を入れる。

「安全なタイヤをお使いいただくために、定期的な来店」を勧める。「使用頻度によるため一概には言えないが、運送事業者は、3か月に1度程度」が来店の目安という。また、各小売りショップとの連携を強化させ、「従業員の接客サービス、タイヤに関する知識・技術研修会の頻度を増やす」ことで、「顧客へのサービスレベルの向上」を掲げる。

 各タイヤメーカーでは現在、トラブルが発生した際にフルタイム体制でサポートするサービスを設置。同社の場合、「ダンロップファルケン・ネットワーク(DFNet)」を展開する。ネットワーク拠点は全国に広がっており、今回、「NEW―」を拡充することで、「DFNetも含めてサービスの充実を図るとともに、ユーザーの要望に、よりきめ細かく対応していきたい」と話す。
 

                    (07/09/07)
<記事提供:物流ウィークリー


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