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岡山県道路公社の解散、広島でも期待する声
 岡山県がこのほど県道路公社の解散を発表したが、隣接する広島県でも同様の措置を期待する声が高まっている。「やり方次第で早期の無料開放は可能なはずだ」と、広島市内の運送会社社長は指摘する。

 岡山では昨春、同公社が管理してきた「ブルーライン」を無料開放化。今回の発表は、来年4月に「水玉ブリッジライン」と「岡南大橋」が無料化されるのにともなうもので、およそ34年間の有料道路事業にピリオドを打つ格好。

 広島にも県道路公社が受け持つ3路線と、ほかに広島高速道路公社が管理する都市高速路線が複数ある。期間限定で一部料金を引き下げるなどの社会実験も行われているが、「内部留保を取り崩す形で無料化を前倒し実現したという岡山の例を、もっと真剣に研究するなどの取り組みが必要。物流の勢力図にも多大な影響が出る」と指摘する関係者もいる。      
                         
(05/09/05)
<記事提供:物流ウィークリー


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