ニュース




説明する井田社長
 いすゞ 「フォワード」を13年ぶりに一新 
 「新型トラック『フォワード』は、既存の中型トラックの殻を打ち破った、『進化』と呼ぶにふさわしい世界標準車」。いすゞ自動車(東京都品川区)はこのほど、13年ぶりにフルモデルチェンジした中型トラック「フォワード」を発表。井田義則社長は、「世界の物流を変える驚きのトラックとして受け入れられるだろう」とアピールした。

 「環境性能、安全性能の向上」を追求し、小排気量・高出力エンジン「D―CORE(ディーコア)」を新開発。全車で新長期排出ガス規制をクリアするとともに、クラス初・重量車燃費基準達成車を幅広くラインナップ。また、新型変速機「スムーサーFx」を搭載し、イージードライブと安全運転に貢献する。

 もう一つのコンセプトである新中型免許対応として、大幅な軽量化と耐久性を両立。車両総重量を8トンから11トンに高めたことで、積載効率を大幅に向上させた。

 日本のトラック市場では、中型トラックは大型トラックの派生車として開発されるが、同車は小型トラック「エルフ」をベースに、多くの部品・ユニットを共通化。世界トップクラスの売れ行きを誇る「エルフ」と新型「フォワード」を同一シリーズの「SEE GLOBAL(シー・グロバル)」と位置づけ、「いすゞの世界戦略車であると同時に、グローバルスタンダード車として売り出す」方針。シリーズ全体の販売台数「日本で年間1万8000台、世界では4万台」の達成をめざす。
                    (07/06/01)
<記事提供:物流ウィークリー


バックナンバー

HOME会社概要サービス内容会員規約Q&Aお問合せ
お申し込みリンク集最新ニュースプライバシーポリシー