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   ヤマトHD 大型宅配で丸井と提携 
 「今回の提携では、『お客様ニーズを大切にする』という経営理念が重なった。相思相愛でスムースに話が進んだ」。ヤマトホールディングスはこのほど、丸井と業務・資本提携すると発表。会見でヤマトHDの瀬戸薫社長は、提携について感想を述べた。

 今回、ヤマトホームコンビニエンス(YHC)が持つ全国配送ネットワークと、丸井の物流部門・ムービングの大物宅配技術のノウハウを融合させ、「新ホームコンビニエンス(仮称)」として、セッティング技術付き配送を全国均一で展開する。

 「新ホームコンビニエンス(HC)」は、YHCが承継し、ムービングは分割会社とする。会社分割後の新HCへの出資比率は、同社70%、丸井30%となるよう、YHC株式を譲渡。また、ヤマトHDと丸井グループは相互の株式を10億円程度取得する。統合会社の売上高は、182億5400万円(19年3月期)。瀬戸社長は、「大物宅配市場は、まだ確立されていない。家具・家電のセッティング技術、対応ノウハウ、人材、広いネットワークを活用し事業を拡大。将来的には1000億円、まず3―4年先には400億円」市場をにらむ。

 ムービングは今後ファッション事業に集中。丸井グループがさらなる拡大をめざすインターネット通販事業=EC事業に尽力。関連して、ヤマトロジスティクスは、2008年をめどに、丸井EC商品のセンター運営業務を受託する予定。
                    (07/05/25)
<記事提供:物流ウィークリー


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