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 日本レップ 神戸、大阪で物流施設開発
 日本レップ(和本清博社長、東京都千代田区)はこのほど、神戸市東灘区にマルチテナント型(複数企業向け)の大型物流拠点「J―REPロジステーション神戸」を着工したと発表。竣工は来年2月を予定し、総事業費は110億円を見込んでいる。

 敷地面積約2万9100平方メートル、地上4階建てで延床面積約7万5600平方メートル。調達輸送先からなるべく早く多数の出荷先へ荷物を振り分け、配送業務を行う通過型センター機能と、大量・多品種に仕入れられた商品をいったん保管して、必要に応じて少量多頻度に出荷できる在庫保管型センター機能の両特性を実現している。

 同施設は西宮市鳴尾浜、大阪市住之江区に次いで同社の関西3号目の開発型案件となり、今年3月に竣工した「J―REPロジステーション大阪南港」と並ぶ、同社最大級の大型物流拠点として、関西圏における輸送需要の取り込みをめざす。

 また、同社は今年8月から、大阪府茨木市に物流施設「J―REPロジステーション茨木」の開発を開始することを併せて発表。来年4月の竣工を予定しており、ビルド・トゥ・スーツ型(専用物流施設)として、メーカー系物流子会社の入居がすでに決定している。

 同施設の敷地面積は約5700平方メートル、5階建てで延床面積は約1万3300平方メートル。2階部分に事務所を設け、倉庫部分は1フロア約900坪のエリアが計4エリアあり、1階は両面がバース設計となっているため搬入・搬出部分を分けることが可能。さらに、接車面の柱は約11メートルで大型車が余裕を持って3台接車できるため、作業効率が高いとしている。
                    (07/04/20)
<記事提供:物流ウィークリー


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