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 国交省 荷さばき駐車場に助成
 国交省は07─08年度の2年間、「荷さばき駐車場の整備費用を助成するモデル事業」を行う。これは配送トラックの駐車対策で、コインパーキング業者などに対し、貨物車専用の課金装置や一般利用を防ぐ機器の設置費用について、2分の1を助成するもの。07年度の予算額は2億円。

 昨年6月に施行された改正道交法により、駐車違反の取り締まりが強化され、宅配便事業者や小口貨物を扱う事業者は「手押し車」による集荷・配送や、集配時の「2人制」徹底などのコスト増に悩まされていた。行政でも、貨物車用のパーキングメーターを増やしてはいるものの、「一般の利用を禁止しているわけではない」ため、根本的な解決には至っていないのが現状。

 同助成により、「荷さばき場」が増加されれば、都市部での集荷・配送を手がける運送事業者にとってメリットは大きいため、今後の助成拡大が期待される。
                    (07/04/13)
<記事提供:物流ウィークリー


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