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 ひろしま物流実験 道路の有効活用めざす
 行政機関と地元商店街連合会、民間団体などが協力して進めている道路空間の有効活用をめざす「ひろしま物流まちづくり社会実験」(事務局=広ト協)。

  昨年11月からは広島市中心部で、既存の民間・公共パーキングを活用した駐車車両の削減対策や、路側帯を拡幅した荷捌きスペースの利用状況などを検証。このほど開かれた委員・幹事合同会議で、1か月にわたった調査の最終結果を報告した。

 期間中に行った歩行者のヒアリング調査では、拡幅された路側帯について「安全性」「快適性」「景観面」で満足したとする回答が目立った。一方、路上を活用した荷捌きスペース(貨物駐車可規制)の利用は順調に推移したものの、低調だった路外施設(駐車場)の利用状況に加え、放置2輪車によって歩行空間が狭められている問題点なども浮き彫りとなった。

  データをさらに分析するなどして今後、人とモノがスムーズかつ、豊かに交流する都市内物流の在り方を探る。
                    (07/03/16)
<記事提供:物流ウィークリー


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