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 ニチレイら3社 四国で冷凍食品の共同物流開始
 ニチレイフーズ、日本水産、味の素冷凍食品はこのほど、四国エリアでの冷凍食品の共同物流を開始した。物流コストの削減だけでなく、各社最大の懸案事項であるCO2削減がねらい。

 遠隔地での冷凍食品の物流コスト削減を主な目的に、3社は99年に北海道エリアで共同物流を開始。その後、南九州エリア、中京(岐阜、三重)エリアでも同様の取り組みを始めており、一定の効果が出ているという。
 
 今回は初めて共同保管を実施するなど、物流効率を重視した、より本格的な取り組みとなっている。

 従来、冷凍食品メーカーは各社ごとに、食品卸や量販店などの取引先が指定する物流センターへ納品しており、冷蔵倉庫や輸送トラックの手配も自前で行っていた。

 今回の共同物流への取り組みでは3PL業者の ロジスティクス・プランナー に物流業務を委託し、3社の荷物は大阪の冷蔵倉庫に共同で保管され、この拠点から共通の取引先の物流センターに3社分を一括して輸送される。

 同取り組みで、排出するCO2は従来比で10〜20%程度削減される見込みという。
                    (07/03/16)
<記事提供:物流ウィークリー


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