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 ニチユ 重量物対応リフトをモデルチェンジ
 日本輸送機(ニチユ)は、カウンターバランス型バッテリーフォークリフト3.5トン積と4トン積のスタンダードタイプをモデルチェンジするとともに、4.5トン積のスタンダードタイプを追加し、「トランサー70シリーズ」として発売。荷物の大型化や重量物取扱いの増加による需要に対応するもので、3機種合計で年間30台の販売を計画する。

 従来型に比べて、走行・荷役速度、登坂力などの基本性能を大幅に向上させ、多機能ディスプレイやリチャージシステムなど最新の主要装備を搭載。また、雨天時の屋外利用に対応したほか、登坂・降坂時の安全な走行を実現する「セーフティークルーズ」を採用するなど機能性、安全性を高めた。

 さらに、走行・荷役AC(交流)制御化によって操作性の向上と、多彩な回生機能で大幅な省エネ化を実現。同社では「環境意識の高まりによりバッテリー式の需要は好調で、日本産業車両協会によると、06年の国内販売台数に占めるバッテリータイプの比率は47.9%と過去最高となった。しかし、4トン積クラスでは約2%にとどまっており、今後、このクラスでの買い替え需要を見込んでいる」と語っている。

 価格は、3.5トン積が605万円、4トン積が697万8000円、4.5トン積が758万円(京都工場渡し、税別)。
                    (07/02/16)
<記事提供:物流ウィークリー


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