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ヤマト、西濃 BC事業で出資会社
 ヤマトホールディングスとセイノーホールディングスはこのほど、ボックスチャーター事業(BC事業)での共同出資契約を締結した。

 セイノーHDはヤマトHDのBC事業を全国展開するパートナーになることに賛同。ヤマトの「ロールボックスパレットを活用した輸送ノウハウとその管理機能」、西濃の「全国ネットを背景にした幹線輸送機能」というそれぞれの強みを生かし、迅速に対応する方針で見解が一致した。

 両社の持つ技術、設備などを相互に有効利用し、在庫削減をめざす荷主企業に対して、中ロットの荷物を中距離区間でJIT(ジャストインタイム)納品する機能を提供することで、顧客のSCM構築に貢献し、競争力のある高品質なサービスを確立していく。

 販売商品名は、「JITBOXチャーター便」。提供するサ−ビス機能(サ−ビス)は、中ロット貨物の中長距離輸送、JIT納品機能とRBP(ロ−ルボックスパレット)1本単位の貸切機能。

対象市場は、SCMのニーズを持つメーカーの商品物流、JIT納品を求められる部品・原料メ-カ-の納品物流。事業形態は、路線便事業者によるフランチャイズ方式をとる。

 3月1日付でヤマトボックスチャーター株式会社を事業分割し、新会社「ボックスチャーター株式会社」に社名変更。ヤマトHDより追加出資、セイノ−HDより新規出資を受け、フランチャイザ−機能を担う。

 ヤマトホ−ルディングスでは「4月3日から、YBC他12社、ヤマト運輸、西濃運輸他セイノー輸送グル−プ20社、合計35社がBC事業のフランチャイジ−機能を担う予定」「今後、両社においてフランチャイジ−会社として参加要請する路線会社を選定していくため、参加企業が増える可能性がある」としている。
                         
(06/03/01)
<記事提供:物流ウィークリー


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