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 HINODE&SONS 「東京新社屋」着工へ
 HINODE&SONS(=ヒノデ・アンド・サンズ、佐藤慎司社長、岡山県倉敷市)はこのほど、かねて計画を進めてきた「東京新社屋」の建設に着工した。大震災の影響で当初のスケジュールからは遅れる格好となったが、期変わりとなる10月をめどに新拠点での操業開始をめざす。

 また、竣工後は2本社制(倉敷・東京)を具体化するために東京本社を設置するなど、約6年前から準備してきた大掛かりな組織再編が最終段階を迎えることになる。

 東京都足立区に建設する新社屋(鉄骨造り3階建て、延べ床面積520平方m)には東京本社のほか、「日の出運輸関東」の東京支店(現・東京営業所)および「日の出交通」(タクシー)が入居する予定。また、敷地内にはタクシー59台などが収容できる鉄骨造り2階建て(3階層=延べ床面積1343平方m)の自走式車庫も整備する。

 昨年10月3日付でホールディングカンパニーとしてスタート。同日付で従来の全国44拠点を7つの子会社として分離・独立した「日の出運輸」をはじめ、それまで事業部として東京・足立で手掛けてきたタクシーも分社化(日の出交通)するなど、貨物と旅客(バスおよびタクシー)、車両整備などグループ13社の体制に再編。

 業務の細分化でサービス向上を図るとともに、権限移譲による人材育成などを進めているが、計画してきた2本社制が具体化した後は管理機能を倉敷本社に集中させる一方、東京本社は営業機能の最前線と位置付け、東日本エリアにおける営業基盤の一層の強化・拡充を推進する考え。

(12/06/22)



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