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 荷動き悪い食品輸送、荷主がPBから撤退
 「3月なのに、この荷動きの悪さはどうしたことか」。西日本にある食品輸送事業者は、荷主も含めた企業の決算期にもかかわらず、荷動きが鈍いどころか、これまであった便もなくなってしまっている状況に危機感を持っている。

 事業者によると、もっとも落ち込んでいるのが小売りスーパーなどとメーカーが共同開発した「プライベートブランド」(PB)と呼ばれる商品群だという。

 中身は同じでも廉価販売を実現させる要請が小売り側からあるため、一時期は物量が大きく増大したものの、荷主であるメーカーがPBから徐々に撤退していっているという。  事業者は、「採算重視にメーカー側も舵を切ったことがよくわかる」としている。

(12/04/20)



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