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 復興支援ファンドが石巻みなと商運へ投資
 信金中央金庫はこのほど、同金庫と子会社の信金キャピタルが共同出資する復興支援ファンド「投資事業有限責任組合しんきんの絆」が、石巻信用金庫の取引先の石巻みなと商運(宮城県石巻市、齋藤一雄社長)への投資を決定したと発表。

 同ファンドは、東日本大震災からの復興支援の一環として、被災地域で再生に取り組む中小企業を支援することを目的に昨年12月に設立されたもの。今回の投資は、同ファンドの第一号案件となる。

 石巻みなと商運は、同市内の水産加工会社の商品を集荷し、東京などの消費地に配送しているが、震災で本社と多賀城営業所が被災。27台の車両が流されるなど大きな被害を受けたが、早期に事業を再開していた。

 信金中央金庫では、「基幹産業である水産加工業の復興に伴い、増加が見込まれる運送ニーズに応えるための体制整備を進めていくことは、当地の復興にも寄与すると考えている」としている。

(12/04/13)



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