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 平均賃金が2年ぶりに減少 全ト協まとめ
 全ト協(星野良三会長)は17日、平成24年版「トラック運送事業の賃金実態」をまとめ、冊子を発表した。

 これは23年度の賃金、労働条件などについての調査結果で、5〜7月に支給された給与の1か月平均額。調査対象は特別積み合わせ事業者181社と、一般貨物事業者2341社の計2522社。有効回答数は特積み86社、一般貨物1195社の計1281社。

 従業員総数は11万7947人で、トラック運送事業全従業員数の約10%に相当。従業員の構成では、ドライバー比重は特積みが65.2%(前年66.3%)、一般65.6%(同65.8%)で微減。ドライバーのうち女性は特積み101人(同131人)、一般576人(同675人)の計677人(806人)だった。

 年齢では、男性大型運転者の場合、40歳以上が特積みで75.1%(同74.1%)、一般が71.7%(同69.9%)。男性普通運転者の特積みは30〜39歳の年齢構成比が最も高くなっている。

 全職種1か月の平均賃金(賞与除く)では特積みが31万2500円(前年比2.3%減)、一般が30万9900円(同0.1%減)、全体では31万900円(同1.1%減)となった。年間支給賞与の1か月平均額を加えても、特積みが35万1600円(同3.9%減)、一般が34万7500円(増減なし)で全体でも34万9000円(同1.7%減)となり、賞与を加えた月額の一般以外、すべてが2年ぶりに前年を下回った。

(12/02/03)



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