SGH 上期連結は減収減益、震災の影響受け | |
SGホールディングスの12年3月期上期(中間)連結決算は、売上高4335億5300万円(前年同期比2.6%減)、営業利益137億3300万円(同6.0%減)、経常利益116億4000万円(同4.9%減)、税引き利益27億7200万円(同56.9%減)と減収減益だった。 中核のデリバリー事業は、通販市場の拡大からtoC向け商品の取り扱いは拡大。新商品「飛脚特定信書便」をはじめWebサービスによる各種サービスの提供で新市場を開拓したものの、大震災の影響もあり、事業全体の取扱量が減少し減収減益となった。 主要便種別では「飛脚宅配便」が6億3532万8000個(同9.7%増)と増加した以外は、「飛脚航空便」536万9000個(12.2%減)など軒並み不調。ロジスティクス事業も円高の影響で減収減益となった。 11月24日に開かれた中間決算説明会で、近藤宣晃取締役(経営企画・事業推進担当)は、今3月期は「中期経営計画の2年目で重要な年」と位置付け、今後各事業とも積極的に展開し、通期では売上高8850億円(同1.0%減)と微減を見込みながら、営業利益305億円(同0.5%増)、経常利益270億円(同0.4%増)と増益を目指す考えを強調した。 税引き利益は126億円(同1.4%減)の見込み。 (12/01/13) |
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